駿河台の男坂、女坂。
東京の山の手は武蔵野台地の表面を幾つかの河川が谷を刻み、起伏の多い地形を呈しています。
タモリ氏の「TOKYO 坂道美学入門」や皆川典久氏の「東京スリバチ地形散歩」等、江戸東京の坂や地形に関した書物も人気があるようです。下町である日本橋、京橋、銀座以外の山の手の路地は、いずれもこの地形が関係しています。例えば今迄歩いた神楽坂、荒木町、本郷菊坂、麻布十番、戸越銀座等の路地です。これらの路地を歩いていると高低差があり、地形を強く意識させられます。
路地とは少し違いますが、駿河台にも高低差のある崖を繋いだ階段があります。
男坂と女坂です。

神田駿河台のとちの木通りを進むと急な階段があります。

階段の途中に男坂の標識があります。直線的な階段であるため「男坂」と名付けられたようです。


猿楽通を北上し、右手の路地を進むともう一つ急な階段があります。



こちらは女坂です。2か所の踊り場のある緩やかな階段の為、女坂とのこと。
江戸時代以来、駿河台と猿楽町の間は急な崖で通路がありませんでした。大正十三年、関東大震災後この階段が造られました。路地ではありませんが地形と歴史を強く感じます。
タモリ氏の「TOKYO 坂道美学入門」や皆川典久氏の「東京スリバチ地形散歩」等、江戸東京の坂や地形に関した書物も人気があるようです。下町である日本橋、京橋、銀座以外の山の手の路地は、いずれもこの地形が関係しています。例えば今迄歩いた神楽坂、荒木町、本郷菊坂、麻布十番、戸越銀座等の路地です。これらの路地を歩いていると高低差があり、地形を強く意識させられます。
路地とは少し違いますが、駿河台にも高低差のある崖を繋いだ階段があります。
男坂と女坂です。

神田駿河台のとちの木通りを進むと急な階段があります。

階段の途中に男坂の標識があります。直線的な階段であるため「男坂」と名付けられたようです。


猿楽通を北上し、右手の路地を進むともう一つ急な階段があります。



こちらは女坂です。2か所の踊り場のある緩やかな階段の為、女坂とのこと。
江戸時代以来、駿河台と猿楽町の間は急な崖で通路がありませんでした。大正十三年、関東大震災後この階段が造られました。路地ではありませんが地形と歴史を強く感じます。